「おがつの芸祭鼓舞」とは
東日本大震災により壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市雄勝町。
この町で育まれてきた芸能も甚大な被害を受け、活動は困難なものとなりました。
日々の暮らしの再建もなかなか進まない状況にありましたが、そんな中でも多くの
雄勝の人々は文化芸能の再開を望んでいました。
そして、ありがたいことにその復活を全国の皆様が後押ししてくださいました。
熱意とご支援により、町内の多くの地区では春祈祷の獅子舞が復活し、種々のイベントでは「伊達の黒船太鼓」が鳴り響き、春祈祷では「獅子舞」が、
名振地区では奇祭「おめつき」が、各浜の神社の祭典では「雄勝法印神楽」が奉納されました。
沢山の支援を受け復活できた雄勝の芸能。
その全てを雄勝に残っている人々だけではなく、雄勝から離れることを余儀なくされた皆様にも見て頂きたい。参加していただきたい!
立ち上がることを手伝ってくださった全国の皆様に「ありがとう」を届けたい!!
そして「郷土芸能の里」雄勝を広く伝えることで地域の復興の一助となりたい。
雄勝の空気の中で雄勝の郷土芸能を楽しんで頂きたい。
この強い想いを胸に2013年に「おがつの芸祭 鼓舞」が産声を上げました。
おがつの芸祭鼓舞実行委員会
会 長 神山 正行(雄勝町伊達の黒船太鼓保存会)
実行委員長 阿部 貴之(雄勝町伊達の黒船太鼓保存会)
実行委員 阿部 久利(雄勝法印神楽保存会)
畠中 のぞみ(雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連)
大田和 恵美(一般社団法人石巻観光協会雄勝事務所)
阿部 祐美(石巻かほく商工会)
細谷 豊(石巻かほく商工会)
加納 竜司(おがつ店こ屋共栄会)
上山 正彦(おがつ店こ屋共栄会)
四倉 由公彦 (雄勝町伊達の黒船太鼓保存会)
沿革
2013年
上山正彦を中心に雄勝町の若者が集い、「おがつ秋の芸祭〜鼓舞〜」が企画される。この時に「チーム鼓舞」が結成される。
2013年 9月1日
第一回 おがつ秋の芸祭〜鼓舞〜 開催 (主催:チーム鼓舞)
2014年 8月23日
第二回 おがつの芸祭鼓舞 開催 (主催:チーム鼓舞)
2015年 1月
鼓舞を継続して開催する目的で、チーム鼓舞を解散し、
「おがつの芸祭鼓舞実行委員会」が発足される。
2015年 5月24日
「おがつクラフトフェア2015 + 第三回 おがつの芸祭鼓舞」 同時開催
(共催:おがつ復興市実行委員会, おがつの芸祭鼓舞実行委員会)
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